- SF作家のJ・P・ホーガン氏死去 2010-07-15
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カテゴリー: 書籍・本
SF作家のジェイムズ・P・ホーガン氏が死去されたそうです。 J・P・ホーガン氏は『星を継ぐもの』『ガニメデの優しい巨人』が有名ですね。 私が最近読んだのは『量子宇宙干渉機』でした。多次元宇宙を扱った大長編の分厚い作品です……(続きを読む)
- 菅浩江『そばかすのフィギュア』 2007-11-17
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カテゴリー: 書籍・本
菅浩江の『雨の檻』という短編集を改題し、一作品加えたもの。これを新刊として出す早川書房は何を考えているんだか。いくら菅浩江ファンだからと言ってこんな売り方ではさすがに買う気がしません。追加された短編「月かげの古謡」は良い……(続きを読む)
- 野尻抱介『沈黙のフライバイ』 2007-11-17
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カテゴリー: 書籍・本
読んでからだいぶ時間が経ってしまいましたが、野尻抱介の『沈黙のフライバイ』の感想。野尻抱介を知らない人のために説明すると、『クレギオン』『ロケットガール』シリーズでハードSFと「萌え」の世界を融合させた日本期待の SF ……(続きを読む)
- 山本弘『闇が落ちる前に、もう一度』 2007-10-08
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カテゴリー: 書籍・本
山本弘はファンタジー・SF・ミステリー・ホラー作家にして、と学会の会長と幅広いジャンルを股にかけて活躍しています。私の好きな作家の一人です。グループ SNE からの独立後は、本格的な SF 作品をリリースしていて、ますま……(続きを読む)
- エイミー・トムスン『緑の少女』 | THE COLOR OF DISTANCE by Amy Thomson 2007-09-20
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カテゴリー: 書籍・本
1996 年に上下巻で刊行されたエイミー・トムスンの『緑の少女』。当時エイミー・トムスンは『ヴァーチャル・ガール』が SF 界で評価されていて、私も『ヴァーチャル・ガール』を読んだ後に『緑の少女』を購入し、読破に挑戦しま……(続きを読む)
- 菅浩江『メルサスの少年』 2005-11-27
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カテゴリー: 書籍・本
菅浩江初期のファンタジー長編で星雲賞を受賞した『メルサスの少年―「螺旋の街」の物語』。1991年の作品です。ファンタジーといっても読み進めば明らかになるように、SF 的なしっかりとした土台の上に構築されており、ライトノベ……(続きを読む)
- 菅浩江『アイ・アム I am』 2005-11-26
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カテゴリー: 書籍・本
菅浩江ファンを自称しながら、こんな小説が出ていたのを恥ずかしながら見落としていました。『アイ・アム I am』というタイトル、ロボットの描かれた表紙から連想されるとおり、ロボットが「私」の正体を探索するストーリー。映画『……(続きを読む)