ライブドア堀江社長が伝授するメール利用術
最近、書籍を出しまっているライブドア社長の堀江貴文氏ですが、1日5000通のメールを処理しているというのは有名な話。
その堀江社長が、メールの使い方を伝授する素晴らしい本を出版しました。その名もズバリ『100億稼ぐ超メール術 1日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術』おもわず笑ってしまいそうなタイトルですが、内容紹介を見るとなかなかタメになりそうです。私も買って読んでみました。
……本書の要諦は、メールによる仕事の一元管理にあります。
- 1000人の部下を的確に管理する「日報メール」
- ムダな会議を消滅させ、活発な議論を生み出す「会議メーリングリスト」
- メールを徹底的にデータベース化した情報管理術
以上の3つの秘密兵器を駆使することによって、ライブドアでは、仕事の大部分をメールに集約し、メールに返事を出すこと=仕事を行うこと、と言う環境を見事に作り出しています。 社員はみんなメールで会話し、メールで様々な情報を共有し、メールで会議を行い、社内の様々なワークフローもメールで流しています。その結果、普通の会社よりもずっと的確に、スピーディに仕事が進んでいます。 本書は単なるメールの使い方の本ではなく、上記のようなメールを媒介とした「仕事やり方」革命について、偉大なる実験の場=ライブドアで、実際に行われている事例を余すところなく紹介した本です。書かれている内容は未来の話ではありません。アナタの会社でも今日から始めることが可能で、アナタの会社を儲かる会社、「勝ち組」会社に変身させてくれる魔法の書なのです。……
例によって「儲かる」とか「勝ち組」という引っかかるキーワードが散りばめられていますが、そこは置いておいて、メールを利用した仕事の効率化という点では参考になりそうです。いまやメールを使ている職場は多いと思いますが、メールをもっと徹底的に能率アップに活かしていると胸を張って言えるところはあまりないでしょう。ライブドアはそこが他社と違うところなのでしょうね。
会議の前に、会議の議題や資料をメーリングリストで流すことは今やIT先進企業では当たり前のことだが、ライブドアでは、それを使い、ギリギリの点まで、議題をメール上で先に詰めてしまう点が他社と大きく異なっている。堀江社長は「会議の99%は不要。大切な会議でも(事前のメールで話しが詰めてあるので)開始5分で終わり、残りの時間は新しい商売の話のブレーンストーミングに使うことが多い」と言い切るほどだ。
このような使い方が他社との競争力アップになるのだと思います。
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