Thunderbird を日本語化する
Mozilla のメールクライアント Thunderbird は RSS リーダの統合や高い拡張性などから私も期待しています。しかし、0.9 英語版がリリースされてから幾日か経っていますが、まだ日本語版がリリースされる気配がありません。そこで英語版 Thunderbird に、日本語ランゲージパック (JLP) を入れてみることにしました。
まず、Thunderbird 0.9 の英語版をインストールしておきます。次に、Mozilla Japan – Thunderbird Localizationから、0.9 用の xpi パッケージをダウンロードします。Thunderbird の Extension 画面で、[Install] ボタンからダウンロードした xpi パッケージを選択します。この Install ボタンは Firefox には無いものです。この画面に xpi ファイルをドラッグ・アンド・ドロップしても登録可能です。
これで JLP が登録されるのですが、そのままでは言語の切替はできません。そこで Locale-Switcher Extension を使います。JLP と同じようにダウンロードして、Extension として登録します。Thunderbird を再起動すると、[Tools] メニューに [Charactor encodings] という項目が現われますので、ここから ja-JP を選び、Thunderbird を再起動します。
これで Thunderbird 0.9 が日本語になりました。正式版が待てない人は試してみてはいかがでしょうか。ただし開発版は、まだ翻訳が完全でなかったり、動作がおかしい可能性もあるので、試したい人はそのことをあらかじめ念頭に置いておいてください。
1.0 英語版を上書きする前に、上記でインストールした拡張はアンインストールしましょう。拡張が入ったままだと、バージョンアップ後に Thunderbird が起動しない可能性があります。
コメント by fumika — 2004-12-8 15:41
Thunderbird 1.0 リリース
オープンソースの高機能計量メールクライアント “Mozilla Thunderbird” の 1.0 が正式リリースとなりました。残念ながら日本語版はまだ準備中ですが、英語版でも日本語のメール送受信は可能ですし、0.9 で問題のあった添付ファイル名の問題も解消されています。 日本語版…
トラックバック by 津田ふみかの日記 — 2004-12-8 16:02