Windows XP で Microsoft IME2010 の推測変換を使う
MS-IME も 2007 から、ATOK には劣りますが、推測変換機能が付いています。過去の変換履歴を記憶して、同じ変換の場合に候補を表示してくれます。
Google IME 効果か、最新の MS IME 2010 が無料で手に入るようになりましたので、これを Windows XP 環境に入れて試してみます。(ただしダウンロードには Office XP 以降の Microsoft Office 製品がインストールされている必要があります。)
MS IME 2010 をインストールしたら、IME のプロパティを開いて、「推測変換」タブの「入力履歴をファイルに保存する」にチェックしておきます。
また、コントロールパネルの「地域と言語のオプション」から「言語」タブを開き、「詳細」ボタンを押して「テキストサービスと入力言語」の設定画面を開きます。ここの「詳細」タブで「詳細なテキストサービスのサポートをプログラムの全てに拡張する」にチェックを入れて OS を再起動します。
通常は Office 上でしか推測候補の表示が有効になりませんが、詳細なテキストサービスのサポートを全てのプログラムで使えるようにすると、メモ帳などでも使えるようになります。
再起動したらメモ帳を開いて、「いつもお世話になっております。」など長めの文章2回入力します。
3回目の入力を始め、2文字目まで入れたところで推測候補が表示されるようになります。ここで Tab を押すと変換候補が表示されます。
Tabキーを押すことで、推測候補を表示でき、確定できます。キー操作を ATOK 風にしている場合は Shift + Enterで確定できます。なかなか快適です。
ATOK の推測変換は過去の入力履歴だけでなく、駅名や歌手名などの推測変換辞書を入れていれば、初めて入力する場合でも変換候補を表示してくれる優れものです。さすがに ATOK には敵いませんが、職場の PC などで
ATOK がインストールできない場合でも、Office が入っていれば無料で推測変換ができるようになりますので便利だと思います。
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