屠殺・屠殺場は差別表現?
田中宇の国際ニュース解説の狂牛病とアメリカ という記事を読んでいたところ、こんな記述がありました。
(注:「とさつ」は漢字で書くと「屠殺」だが、この言葉は差別的な感じがするということになっているらしいので、役所の文書と同様、本記事ではひらがなで表記する)
さて、なぜ屠殺という言葉が放送禁止用語なのかと言うと、一つは屠殺という職業が卑しいものに思えることらしいです。動物を殺しているから卑しいと思うのでしょうか。それを言ったら、私は殺された動物を食べている私たちも卑しいと思いますが。これは食肉解体という言葉に置き換えているそうです。
もう一つは部落差別と関係しているそうです。ウェブ上で調べたのですが詳しいことは分かりませんでした。というか、感情的な文書が多数見つかったのでそれ以上踏み込んでいません。いずれ調べたいと思います。
念のために書いておくと、私は言葉を必要以上に「差別用語」として制限することに反対しています。しかし、それは差別を助長させたいのではありません。差別は心の問題であり、差別語をなくしても差別は無くならないからです。それどころか差別の実態を見えなくしてしまう危険性をはらんでいると考えています。
なぜ、「屠殺」が変換されないのか、について。
http://d.hatena.ne.jp/pixybadgerl/20041206#1102301087 ちょうど僕がいま勉強していることとリンクしているので、ちょっとした考察を。まずはこちら↓のリ …
トラックバック by (痩せさらばえた)雅ラシャの額を貫く日々 2nd rag — 2004-12-6 21:48