Thunderbird 3 正式リリース
オープンソースの電子メールクライアントソフト Thunderbird の 3.0 がリリースされました。日本語リソース版もダウンロードできます。大きな特長はメッセージがタブ表示になったことと、検索が高速化されたことです。その他さまざまな改良が加えられています。
Thunderbird 2.0 までと比べて簡略化されたツールバーや、スマートフォルダ機能などが目を引きます。これまでと同様ツールバーにたくさんのボタンを表示させたり、スマートフォルダを使わないようにする設定も可能です。個人的には「進む」「戻る」ボタンを使うことがあるので元の設定に戻しました。
新機能の一つとして、添付ファイルのつけ忘れ防止機能があります。「添付」などのキーワードが本文中にあるのにファイルが添付されていない場合に警告メッセージが出るというものです。
Thunderbird 2.0 からのデータ移行も自動的に行なわれます。ただし私の環境では、Gmail を POP 受信するアカウントが二重に表示される(中身は同じ)などの不具合がありました。
困ったのは Thunderbird 2.0 までで利用していたアドオンのほとんどがまだ 3 に対応しておらず、Enigmail 以外無効化されていました。アドオンでバリバリにカスタマイズしていたような人は、アドオンが 3 に対応するまでしばらく待った方がよいかもしれません。
コメントはまだありません
No comments yet.
Sorry, the comment form is closed at this time.