PHP 4は 2007年末でサポート終了
「PHP 4」のサポートが2007年末で終了へ:ニュース – CNET Japanから。PHP 4 のサポートは年内で終了になるそうです。
「PHPの開発チームは、PHP 4のサポートを2007年末で打ち切ることをここに発表する」と、PHPプロジェクトの事務局は、米国時間7月13日にPHPのウェブサイト上に掲載した。ただし、「重大なセキュリティ上の修正については、ケースバイケースで引き続き2008年8月まで対応する」としている。
気になるのはすでに稼動しているシステムです。たとえば RHEL3 なんかはいまだに PHP 4.3 .2 ですし、RHEL4 も 4.3.9 です。もちろんセキュリティや重大なバグのパッチはバックポートされており、今後もサポート期間の間はメンテされると思います。RHEL をベースにした CentOS も当面は大丈夫でしょう。
問題になりそうなのは共有レンタルサーバなどでしょう。PHP のバージョンをサーバ全体でいっせいにアップグレードすると言うことも難しいのではないかと思います。
PHP5 の出始めの頃はうまく動かないアプリケーションもありましたが、最近では対応が進んでいるようです。phpBB, WordPress, phpPgAdmin, phpMyAdmin, phpGroupWare (eGroupWare) など、よく使われているアプリが対応しているかどうかが鍵ですね。
しかし PHP 6 のリリースはまだ先のことですし、PHP 4 の終了タイミングとしては妥当かどうか疑問です。一度 PHP 5 に乗り換えて、さらに一年後に PHP 6 に乗り換える(対応させる)というのはすでに安定稼働しているシステムを抱えていると負担に感じますね。
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