Samba をウェブ経由で設定できる SWAT

2004-1-16 17:36
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Red Hat Linux 9 の場合、Samba の設定は /etc/samba/smb.conf を書き換えによって行ないます。これをウェブ・インターフェース経由でできるのが SWAT です。SWAT を利用するには、samba-swat パッケージが必要です。rpm -q コマンドで確認し、必要であればインストールします。なお、2003年4月9日にセキュリティーホールを修正したアップデートが出ていますので、こちらを利用してください。以下の作業は root で行ないます。

  # wget http://updates.redhat.com/9/en/os/i386/samba-swat-2.2.7a-8.9.0.i386.rpm
  # md5sum samba-swat-2.2.7a-8.9.0.i386.rpm
  # rpm -Uvh samba-swat-2.2.7a-8.9.0.i386.rpm

samba-swat をインストールしたら、次に /etc/xinetd.d/swat ファイルを編集し、swat の起動を有効にします。また初期状態では localhost からしかアクセスできないようになっているので、ネットワークの設定を追加します。

service swat
{
        disable = no
        port            = 901
        socket_type     = stream
        wait            = no
        only_from       = 127.0.0.1 192.168.1.0/24
        user            = root
        server          = /usr/sbin/swat
        log_on_failure  += USERID
}

swat は xinetd 経由で起動されるので、xinetd を再起動します。

  # service xinetd restart

初期状態では、swat はポート 901 を利用します。これは変更することもできます。WWW ブラウザで、samba サーバの 901 ポートにつなぎます。設定画面が表示されれば完了です。

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