Netpbm の pamscale を使った OCT 画像変換の評価

2007-4-3 10:11
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Carl Zeiss 社の OCT バージョン1の画像は、幅×高さが 128×1024 となっています。OCT のソフトウェアではこれを 500×300 のサイズで表示しています。 極端にアスペクト比が変わっていますが、これをリサイズして表示する場合、どのような変換アルゴリズムであれば画像のノイズが少なくなるか試してみました。

ここでは Netpnm の pamscale コマンドによるリサイズ(リサンプリング)を評価する。リサイズしたときに、pamscale コマンドが もつ各種フィルタを適用したのが以下の結果です。

元画像 (BMP→JPG変換のみ)
original
フィルタ無し
none
point
point
box
box
triangle
triangle
quadratic
quadratic
cubic
cubic
catrom
catrom
mitchell
mitchell
gauss
gauss
sinc
sinc
bessel
bassel
hanning
hanning
hamming
hammin
blackman
blackman
kaiser
kaiser
normal
normal
hermite
hermite
lanczos
lanczos

フィルタ無し、pint では、OCT ソフトウェア本来の表示に近いですが、粒子が粗くノイズも多く載っています。

box, triangle, quadratic, cubic, mitchell, gauss, bessel, normal ではボケが激しいです。

閲覧に適しているのは catrom, sinc, hanning, blackman, kaiser, hermite, lanczos あたりのアルゴリズムではないかと思われます。

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