大谷昭宏『監視カメラは何を見ているのか』

2007-9-17 07:00
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監視カメラは何を見ているのか

最近、街で、ビルで、公共施設で監視カメラが増えています。新幹線もデッキに監視カメラがつきました。ロンドンは歌舞伎町さながらに至る所に監視カメラがつけられているというのをテレビで観て恐ろしいと感じました。

さて、監視カメラは何を見ているのかは、監視カメラの本と言うよりも共謀罪と監視社会についての本です。監視カメラそのものについても書かれていますが、それだけではありません。共謀罪という大きな問題から権力による監視社会の到来に警鐘を鳴らしています。

著者はジャーナリストの大谷昭宏氏。本文は警察をはじめとした国家権力の暴走などについても取り上げて、謗法罪が意図的に濫用・悪用されるのではないか、その危険性を取り上げています。

謗法罪や監視社会の実態をよく知らない人には入門書としてお勧めできると思います。しかし、ジャーナリストは権力の監視が仕事とも言われるように、この本の内容も権力の暴走事例をおそらくわざと大きく取り上げています。メディアの暴走も大きな問題ですので、そのあたりは他の本にも触れたほうが良いかなと思います。

監視カメラそのものや、監視社会について詳しく知りたい方は、以前取り上げた監視カメラ社会―もうプライバシーは存在しないがお薦めです。

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