apachetop で Apache の使用状況を見る
Unix (Linux 等)には、top というコマンドがあり、OS の負荷・CPU、メモリの使用状況などが確認できます。apachetop コマンドは、これと同じような感じで Apache の利用状況を表示します。
Red Hat Linux や Fedora Core で利用するには、Fedora Extra から出ている RPM でインストールできます。以下は Red Hat 9 の場合です。
# wget http://download.fedora.us/fedora/redhat/9/i386/RPMS.stable/apachetop-0.12-0.fdr.1.rh90.i386.rpm # rpm -Kv apachetop-0.12-0.fdr.1.rh90.i386.rpm # rpm -ivh apachetop-0.12-0.fdr.1.rh90.i386.rpm
利用するには、root で apachetop コマンドを実行します。このとき -f で Apache のログファイルを指定します。ログファイルを指定しないと /var/log/httpd/access_log を監視します。ログファイルの形式は common か combined になっている必要があります。
実行すると、Apache の様々な情報がリアルタイムで表示されます。アクセスがあると、下の部分にファイル名やステータスの統計が表示されます。上のスクリーンショットの例では、CGI の呼び出しが多いことがわかります。この状態で d を押すと、URL → HOST → REFERER の順に表示が切り替わります。
ほかにも、400 番台、500 番台のエラーが頻発しているファイルを探すこともできるでしょう。n を押すと、下の一覧に出ている リクエスト数やバイト数ではなく、ステータスコードの表示に切り替えができます。
下部に表示されている一覧は、30秒たつと消えてしまいますが、-T オプションで秒数を指定することにより、長時間の統計として表示させることが可能です。
apachetop でApache の状態をチェック
apachetop で Apache の使用状況を見る (津田ふみかの日記) ApacheTop: a resource utilization display tool for Apache これはまた便利なソフトがあるものですね。Apache のログを定期的に拾ってきて画面上に”top” コマンドの表示みたいに利用状況を表示してくれます。…
トラックバック by alectrope — 2004-06-30 23:22