Windows Server に空パスワードのユーザがネットワークでアクセスできない
Windows Server でワークグループ環境では、ネットワークでアクセスする場合、同じ名前のアカウントをクライアント・サーバともに作成し同じパスワードを設定する必要があります。しかし、空パスワードのユーザをクライアント・サーバともに作成しても、サーバの共有フォルダにはアクセスできません。
そもそも空のパスワードを使うこと自体が良くないのですが、運用の都合でやむを得ない場合、サーバの設定変更で回避することは可能です。
「ファイル名を指定して実行」で “gpedit.msc” と入力してグループポリシーエディタを開きます。「コンピュータの構成」-「Windows の設定」-「セキュリティの設定」-「ローカルポリシー」-「セキュリティオプション」の順に開きます。
この値が初期値では「無効」になっています。これを「有効」にすると空パスワードのユーザもサーバに同じID・パスワードのアカウントがあれば共有フォルダにアクセスできるようになります。
ただ、この設定をする前に、Windows クライアント(とくに XP Home Edition 等)でパスワードなしで自動ログインしている状況を検討し直すべきです。(すくなくとも Windows Server を導入しようとしているネットワーク環境であれば)
津田ふみかが作成するの?
コメント by BlogPetのusausa — 2010-03-21 15:07