Windows 2000/XP に回復コンソールをインストール
Windows 2000 / XP の回復コンソールを利用すると、Windows がセーフモードでも起動しない場合に、システム回復を試みることができます。とはいっても DOS のようなコンソールが提供されるだけなので上級者向けですが。
この回復コンソールはフロッピーディスクから起動できるほか、ハードディスクにインストールすることもできます。Windows 2000 または XP Pro のインストール CD を用意して、コマンドプロンプトから次のように入力します。
Q:\i386\winnt32.exe /cmdcons
Q は CD-ROM ドライブのドライブレターですので適宜読み替えて下さい。実行すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。
メッセージに従いインストールを実行します。正常に終了すると次のようなメッセージが表示されます。
再起動すると、起動時のメニュー画面に回復コンソールが表示されるようになります。
ちなみに起動時メニューの表示時間は初期値で 30 秒になっていますが、変更可能です。「コントロールパネル」の「システム」から「詳細タブ」を選び、「起動/回復」ボタンを押します。
このダイアログボックスで、起動時メニューの表示時間が指定できます。なお、プレインストール版の場合はできないこともあります。Windows XP Home では確認していませんが、パッケージ版であれば設定可能だと思います。
c:\boot.iniを開いてセミコロン(;)を行頭に付けても、
Windowsの起動時に起動メニューが表示されてしまいます。
普段、回復コンソールは使わないので、
起動メニューを非表示にするには、
「オペレーティングシステムの一覧を表示する」の時間を「0」にすればいいのでしょうか?
他にいい方法はありませんか?
コメント by Fujisan — 2005-05-20 11:19