Buffalo の無線ルーター Air Station WHR-HP-GN を使ってみた
コレガの無線ルーターをここ数年使ってきましたが、最近ハングアップが頻発していたので買い換えました。条件としては無線 LAN が 11n に対応していることと、サーバの公開ができること、VPN パススルーができることです。
最近は無線ルーターも安くなってきていて、この条件なら 5,000円を切るほどでちょっとびっくり。もっと上には USB ポートに差した USB メモリを共有ストレージとして使えたりするみたいですが、今回はそれは不要と判断しました。
候補は BUFFALO Air Station WHR-HP-GN と NEC AtermWR4100N PA-WR4100Nに絞られましたが、今回は Buffalo にしました。
さて Amazon で注文して届いたのでセットアップ。付属の CD を使わずにブラウザでアクセスして問題なく設定できました。
使った感想は、やはり 11n 対応なので無線が速いです。電波も強いです。ちなみに AOSS は無効にして手動設定しました。
VPN のパススルーも問題なし。ポート 1723 を転送する設定にすれば外部からの PPTP による VPN も問題なく使えました。
通常使う分には申し分ない性能です。ですがエントリーモデルであることを承知で敢えて気になる点を上げると次の通りです。
- 管理者のユーザ名が root 固定。パスワードも最大8文字しか設定できない。
- 内部(LAN側)からグローバルIPでアクセスしてもサーバにポート転送されない。
- 無線LANのセキュリティが有効だとLEDランプが赤くなる仕様(エラーかと思ってしまう)
特殊なケースですが、これで公開サーバを運用する場合は、外部の DNS から取得した IP アドレスで、内部からはアクセスできません。外部からはきちんとポート転送されます。
LAN 内部の PC から内部のサーバにアクセスする場合、内部の DNS サーバからプライベート IP を取得できるようにするか、hosts ファイルを利用してサーバのプライベート IP にアクセスする必要があります。ここは他社製品では問題ない場合もあるので気づきませんでした。
まあこれで 5,000 円を切る安さなので、特殊なことをしなければ充分コストパフォーマンスが高く、オススメできる1台だと思います。
コメントはまだありません
No comments yet.
Sorry, the comment form is closed at this time.