au IS04 は東芝製 Android ブックケータイか
au の Android スマートフォンとしてシャープの IS03 の正式発表が近々予定されています。すでに過去の記事で書いたとおり、一方で、KDDI は今年度に2~3機種のスマートフォンを投入するとしています。
また来年以降に海外製のスマートフォンも投入するということから、今年度に出るのは国内メーカーから2なります。
KDDI の2011年3月期第1四半期決算 質疑応答によれば、この秋以降にスマートフォンを2~3機種を投入するそうです。
(Q)スマートフォンは今期中に2~3機種発売するとの事だが、来期以降はどの程度まで増やしていくのか? CDMA2000対応のGalaxy S やXperiaの投入は難しいのか?
(A)今期のスマートフォンは、すでに発売済のIS01/IS02に加え、秋以降に2~3機種投入する事はほぼ決定している。(中略)この秋にはFeliCa、ワンセグ、赤外線機能などの日本仕様を搭載したスマートフォンを投入し、多くのお客さまにご利用いただきたいと考えている。その一方で、来期以降については、海外メーカーのスマートフォン導入についても検討を進めなければならないと考えている。(後略)
つまり今秋に IS03 が発売された後、今年度中(といってもまだ半年ありますが冬でしょう)には少なくとも1機種の国産スマートフォンが登場することになります。IS04(仮称)の提供メーカーとして考えられるのはどこでしょうか。
Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~によると、9月27日に謎の東芝製Android端末がBluetooth認証通過したとのこと。この Android 端末用の Blootooth モジュールは CDMA 用となっていますので、au 向けの可能性が高いということです。
つまり IS04 を出す可能性が高いのは IS02 を出した東芝と予想されます。
IS02 は Android ではなく Windows Mobile を採用し、この点が非常に残念がられていました。au が先週末から始めた CM を見る限り、今後のスマートフォンはほぼすべてAndroid 搭載端末になると思われます。
そのため IS04 は Android と思われます。東芝はすでに Dynabook AZ という Android 採用のモバイルノートや、FILIO100 という Android タブレットを発表しています。次期スマートフォンに Windows Phone 7 ではなく Android を採用するとしても何の不思議もありません。
一方で KDDI が出願中の商標の中に “biblio leaf” というものが含まれていることが判明しました。
au は昨年、東芝製の「ブックケータイ」 biblio leaf を発売しています。この端末は3.5インチのタッチパネル液晶(解像度は 960×480)と iPhone 4並みで、スライド式キーボードを搭載、発売前は iPhone 対抗として話題となりました。しかし実際にはタッチパネルもキーボードも操作性が悪く、評判は今ひとつでした。
IS04 が IS02 のようなスライド式キーボードで、Android を搭載した「ブック・スマートフォン」なら、iPhone 対抗機として充分魅力的な存在です。先行する IS03 とどちらにするか迷う存在となりそうですが、さてどうでしょうか。
10月18日追記
IS04 が発表されました。東芝製でしたが予想ははずれてブックケータイではありませんでした。防水・12M画素カメラ、ワンセグ・おサイフケータイ・赤外線通信搭載の “REGZA Phone” でした。
キーボードがないのは残念ですが、AtOK も標準搭載。IS03 以上に人気を集めるかもしれませんね。
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