東芝ブランドで docomo, au 向け Android スマートフォンが今冬発売 TG03, IS04 か
10月1日より東芝の携帯電話事業が富士通の事業に統合されました。それにともなう富士通執行役員へのインタビュー(ケータイ Watch)が掲載されました。
この記事が大変興味深いのですが、いくつかの点をピックアップしますと
- ドコモ向けの富士通本体の携帯電話部隊は本体に残り、統合後の新会社がau向けのビジネスを行う。
- スマートフォンに関してはより早い段階で富士通本隊に統合する。
- 東芝ブランドの製品ではau向けには引き続きレグザの名前を冠した携帯電話も出す。
- 今年の冬モデルでは、東芝がドコモ向け、au向けそれぞれにAndroidスマートフォンを出す。
- らくらくホンはドコモと共同開発したのでau向けには出さない。
この中でもっとも気になるスマートフォンについて元の記事を引用します。
フィーチャーフォンについてはドコモ向けの部隊、au向けの部隊を富士通と新会社それぞれに置きますが、スマートフォンに関してはより早い段階で富士通に統合し、従来の東芝の部隊と共同で開発します。プラットフォームはAndroidを中心とした世界になるでしょう。
今年の冬モデルでは、東芝がドコモ向け、au向けそれぞれにスマートフォンを出しますが、プラットフォームはAndroidで共通ですから、ドコモ向け、au向け、グローバル向け、それほどの違いはありません
このことから、既報どおり IS04 は東芝ブランドとなることがほぼ確定しました。Android 採用も確定です。
また、日経の記事によると、少なくともドコモ向け端末はタッチパネルを搭載し、ワンセグと Felica を搭載するようです。
NTTドコモは2010年度内に携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」と電子マネーの「おサイフケータイ」機能を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)2種を投入する。(中略)
機能を搭載するのは10年冬~11年春に発売するモデル。シャープと、10月に事業統合する富士通・東芝の2社が端末を供給する。米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載したスマートフォンで、タッチパネルで操作する。富士通・東芝のモデルは防水対応となるもようだ。
一部で東芝の防水スライドキーボード端末として出回っている画像があります。真偽は不明ですが、キーボード搭載なら biblio 後継の “biblio leaf” の可能性もあります。
ドコモとauで似た機種を出すのであれば Dynapocket IS02 のように、ドコモと au でほぼ共通仕様の製品となるのかもしれませんね。ワンセグ搭載なので「REGZA」ブランドを冠する可能性もありますね。
コメントはまだありません
No comments yet.
Sorry, the comment form is closed at this time.