Kaspersky Internet Security を試してみる
ジャストシステムが販売することになった Kaspersky Internet Security 6.0 の試用版を使ってみました。定義ファイル更新も早く、ウィルスの検出率が高く、また動作が軽めということでも評判です。ダウンロードサイズも 16M と、他のセキュリティ統合ソフトにくらべると小さめです。
インストール時には、スパイウェア駆除ソフトの Lavasoft Ad-Aware SE が競合するので削除するようにという警告が出ました。同じスパイウェア対策の Windows Defender や Spybot -Search & Destroy については警告が出ませんでしたのでそのままインストール。
使ってみてわかりましたが、通常の動作が遅くなる感じはしませんでした。起動後のログオンまでの時間や、ログオン後にデスクトップが表示されるまでの時間も特にイライラすることはありませんるしかし、夜中など、急に CPU 使用率が 100% ちかくまで上昇し数分間もたついてしまうことがありました。これは何とかならないかと思います。
また、メール受信時にポップアップが出たり、未許可のソフトウェアがネットワーク接続したりレジストリにアクセスする際に「アンチハッカー」というメッセージが出ます。このメッセージを出すこと自体はセキュリティ上あった方がよい機能ですし、他のソフトウェアでも似たようなことをしています。しかし、Kaspersky Internet Security の問題点は、フォーカスを奪ってしまうことです。テキストを入力しているときにフォーカスを突如奪われてしまうのは、なんともイライラします。これは非常に残念です。
しかし、上記2つの不満点を除けば、安定もしており、充分利用できるソフトウェアだと思います。まあ実際にウィルスを検知していないので何とも言えないですが。
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