『こころの道』木村耕一編著

2004-7-31 20:56
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こころの道―ものの見方、考え方ひとつで、新しい風が吹いてくる

親のこころ』が異例の大ヒットとなった木村耕一編著の『こころの道―ものの見方、考え方ひとつで、新しい風が吹いてくる』。前作は「親」がテーマだっだのですが、今作は自己の「こころ」を見つめるための小話・故事などがまとめらています。なかには昔教科書で読んだ『一炊の夢』など、知っている話もあるのですが、改めて読ませられると自己の成長にとって「こころ」の観点で大いに意味があるなあと感じました。

自称成功者の体験談を書いただけの本が多い中で、編者はあくまで自己の体験ではなく、多くの逸話から普遍的なものを取り出して見せてくれているように思えます。目先の地位や財をなすことを目的とするのではなく、人格を磨くための本として、古今東西変わらないこころのあり方を見つめるには良い本だと思います。

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  • カテゴリー : レヴュー

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