CentOS6 で yum-cron で yum の更新をメール通知する

2012-2-6 12:36
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CentOS 6.x で、yum の更新をメールでお知らせしてくれるようにする方法です。CentOS 5では、yum-updatesd で yum の更新をメールで通知するをご覧ください。

CentOS5 の yum-updatesd は CentOS 6 では yum-cron に変わっています。

インストール

# yum install yum-cron

設定

初期設定では、更新通知ではなく自動でアップデートパッチを適用する設定となっています。これをチェックとダウンロードのみに変更します。

# vim /etc/sysconfig/yum-cron
# yum コマンドで使用するパラメータ。特定のリポジトリを含めたり、除外するなど。
YUM_PARAMETER='--enablerepo rpmforge'
# 初期設定では no になっているが、自動更新まではしないので yes に。
CHECK_ONLY=yes
# パッケージのダウンロードまでしておくと適用作業の時間を短縮できる。
DOWNLOAD_ONLY=yes
# メールの通知先
MAILTO=root

自動起動設定

yum-cron は /etc/cron.daily/0yum.cron にファイルが作成され、cron 経由で起動するのですが、yum-crond サービスを動作させておかないと何もせずに終了するようになっています。

これは yum-cron の RPM をインストールしてあるだけでは yum の自動更新が働かないようにするためのものです。チェックについても同様ですので、yum-cron を自動起動させる設定とします。

# chkconfig yum-cron on

サービスを起動します。

# service yum-cron start

夜中に yum でチェックが実行され、更新されたパッケージがあれば、メールが届くようになります。

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