国立精神・神経センターの売却計画が白紙撤回に

2006-6-29 23:55
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Sankei Web の記事から。千葉県の国立精神・神経センター国府台病院の民間売却計画が白紙になったというニュースです。

厚生労働省は28日、昨年秋から公募による譲渡先選定を進めてきた国立精神・神経センター国府台(こうのだい)病院(千葉県市川市)の払い下げを、白紙に戻すことを決めた。同病院の払い下げをめぐっては、厚労省が公募前から特定の学校法人への譲渡を事実上決めているとの疑惑が国会質問などで指摘され、決定が先延ばしされていた。譲渡先と指摘された学校法人には、旧厚生省の元事務次官ら少なくとも7人が天下っており、譲渡価格も「不当に安く設定された疑いがある」といわれていた。

国府台病院には知り合いがいる関係で行ったことがあります。東京に近い場所なのに、敷地はひろびろとしていて、ドラえもんに出てくるような「空き地」まであります。桜の木々も多く、都会の喧噪を忘れさせてくれる不思議な空間でした。このような「良い場所」に目を付けた連中がいてもおかしくはありませんね。

今回は民主党の議員の天下り疑惑追及により、白紙撤回となったようです。事前に売却先が決まっていたとか、不当に安い値段で売却しようとしていたことが本当であれば、許されることではありませんね。でも撤回は決まりましたが、すでに退職を決めているスタッフも多いとか。立て直しできるのでしょうか……。

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