後藤 武士『「実は人前が苦手」な大人のための話し方』
2010-7-26 16:58
最近会話を途切れさせないための本などが売れていますが、出先で手持ちの本を読み尽くしてしまったので本屋で買った文庫本がこれ。『「実は人前が苦手」な大人のための話し方』です。著者は「読むだけですっきりわかる日本史」などのシリーズの、後藤 武士氏。
知らない人との会話が途切れて困る、何を話していいのか分からないということがありますよね。また、打合せやプレゼンの場で話するのにどうしてよいかわからないなど、会話術には自信がないという人も多いと思います。
この本はプレゼン・面接からカラオケまで、いろいろなシーンで会話に困らないための話し方のルールを48通りにまとめて教えています。一例を挙げると
- 受けを狙わない。日常にこそネタが潜んでいる。
- 「ご出身はどちらですか?」ではなく、「東京のご出身ですよね?」
- 緊張していなくても、あえて私、緊張しているんです」
などなど。いろいろありますが、特別な話題、すごいネタを披露しなくてもいいということが分かれば、この本の半分は読めていることになるのではないかと私は勝手に思います。会話となると肩肘を張ってしまい、逆に滑ってしまうという人に、お勧めできる一冊です。
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