CentOS で EPEL や ATrpms のパッケージを yum で利用できるようにする

2009-1-22 07:00
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EPEL (Extra Packages for Enterprise Linux) とは、Red Hat Enterprise Linux 用の拡張パッケージを集めた物です。少し前の Fedora Core に対する Fedora Extra のようなものと言えばよいでしょうか。これを RHEL 互換の CentOS でも利用できるようにする方法です。

まずその前に、yum-fastestmirror がインストールされていなければインストールします。yum-fastest-mirror を入れることで、高速なミラーサイトを使えるようになります。

  # yum install yum-fastestmirror

次に Red Hat Enterprise Linux 用の拡張パッケージ集である EPEL の リポジトリを追加します。/etc/yum.repo.d/ に設定ファイルを追加するだけですが、この追加作業も公式の RPM が用意されているので、簡単にできます。

  # rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/6/i386/epel-release-6-5.noarch.rpm
←(CentOS 6.x, i386の場合)
  # rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-5.noarch.rpm
←(CentOS 6.x, x86_64の場合)
  # rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
←(CentOS 5.x, i386の場合)
  # rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm  ←(CentOS 5.x, x86_64の場合)
  # rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/4/i386/epel-release-4-10.noarch.rpm  ←(CentOS 4.x, i386 の場合)
  # rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/4/x86_64/epel-release-4-10.noarch.rpm
 ←(CentOS 4.x, i386 の場合)

これで、yum で EPEL が利用できるようになりました。たとえば bash-completion などのツールを yum でインストールできるようになります。

特定のパッケージを epel ではアップデートしたくないという場合は、/etc/yum.repo.d/epel.repo ファイルを開き、exclude にパッケージ名を半角スペース区切りで指定します。ワイルドカードも使えます。

[epel]
……
enabled=1
gpgcheck=1
exclude=clamav* perl-Jcode

ATrpms も利用できるようにする

さらに、EPEL には無い mplayer 等の RPM もダウンロード・インストールできるように ATrpms のリポジトリを追加します。こちらは手作業で設定ファイルを追加します。

  # vi /etc/yum.repos.d/atrpms.repo
[atrpms]
name=Redhat Enterprise Linux $releasever - $basearch - ATrpms
baseurl=http://dl.atrpms.net/el$releasever-$basearch/atrpms/stable
enabled=0
gpgcheck=1
gpgkey=http://atrpms.net/RPM-GPG-KEY.atrpms

ATrpms の GPG キーを事前に追加しておきます。

  # rpm --import http://atrpms.net/RPM-GPG-KEY.atrpms

これで、ATrpms のパッケージも使えるようになりましたが、上記の設定では enabled=0 としています。ATrpms は多くの RPM が集約されているため、yum update を使ったときに、非公式な RPM でもともとのパッケージが上書きされることがあるからです。利用するときは yum コマンドに引数をつけて、

  # yum --enablerepo=atrpms install mplayer
  # yum --enablerepo=atrpms update "hoge*"

のように利用しましょう。

2011年12月31日更新

EPEL のパッケージ URL を最新のものに修正し、CentOS 6.x 用のパッケージを加えました。ATrpms のパッケージは RPMforge に含まれていますので、yum に RPMforge のリポジトリを追加する (CentOS6編)をご覧ください。

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