ソニーの新デジタル一眼レフ、まもなく発表か
キヤノンとニコンの新デジタル一眼レフが相次いで発表となりました。こうなると、一年以上待たされている旧コニカミノルタ~ソニーのαユーザはやきもきしてしまいますが、新機種はそろそろ発表ではないかという観測が高まっています。
その観測の根拠となっているのが、ソニー、1247万画素のAPS-CサイズCMOSを製品化というニュースと、9月15日に開かれる
Sony Dealer Convention 2007の開催です。
ソニーは8月20日、APS-Cサイズ(対角28.4ミリ)で有効1247万画素のCMOSセンサー「IMX021」を製品化したと発表した。同サイズとしては最多画素だとしている。一眼レフ用として社内外に販売していく。
総画素は約1305万画素、実効画素は約1241万画素(4312×2880ピクセル)、画素ピッチは5.49μメートル。
ニコンの D300 の CMOS センサーはソニー製ということですが、この IMX021 のカスタム品だということです。この IMX021 (またはそのカスタム品が)、今秋に登場するといわれている中級機に搭載される可能性は高いと考えられます。残念ながら 35mm 搭載の可能性は低くなりました。
この中級機はα-7digital の後継機としての位置づけとなります。旧ミノルタでは 7 番台のクラスに当たる機種になると思われます。(α-100 は旧ミノルタで言う 5 番台クラス)
またフラッグシップモデルも同時発表の可能性があります。こちらは、35mm フルサイズ CMOS 搭載ということがほぼ確定しています。αのフラッグシップモデルは、ニコン D3 とは異なった 35mm CMOS を搭載してくると思われます。
ニコンの D3 に搭載される 35mm フルサイズ CMOS センサはニコンの自社開発と言うことですが、製造はおそらくソニーでしょうから、ソニーがそれだけの設備を有していることは予測できます。ソニーは6月に600億円投じて CMOS センサを増産と発表しています。
一方で、α-sweet digital の後継機種投入もソニーが開発中と明言しています。中級機と上級機、または中級機とエントリー機の、どちらかの発表がありそうです。サプライズで3機種同時発表もあるかもしれません。これだけ待たせているのですからね。
あとは、スペック的にキヤノン・ニコンに対抗できるかということと、ソニーらしいギミックが何か搭載されるのかどうかが気になりますね。縦位置グリップには無線・有線LANの機能は欲しいですが、それ以上のソニーらしい何かに期待しています。
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