Netpbm 10.31 の RPM

2006-1-11 00:48
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画像変換や画像処理のライブラリ Netpbm の最新版(2006年1月1日現在)は、10.x 系列ですが、RHEL3 や RH9 は 9.x 系列が採用されています。このため RHEL3 では、10.x 系列で使える新機能のいくつかが使えなかったり、制限があります。たとえば pamscale (pnmscale) コマンドで画像を拡大縮小する際のリサンプリング・フィルタが有りません。これらは 10.20 で追加されています。

そこで Rawhide(Fedora Core の開発版)のソース RPM を取ってきて、RHEL3 上でビルドしました。ただし、Netpbm の pamedge (ppmedge) という記事でも書きましたが、10.30 や 10.31 では pamedge コマンドに不具合があり、輪郭抽出処理ができず真っ黒な画像が返ってきてしまいます。このバグは開発元に連絡したらパッチを書いて送ってくれましたので、RPM に取り込んだところうまく行きました。rpm.fumika.jp でこの RPM を公開していますので、欲しい方は自己責任でどうぞ。

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  • カテゴリー : Linux
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