確信犯とは
2003-9-11 16:54
確信犯という言葉も誤った使われ方をすることが多いです。よく「悪いことだと知りながら行なった犯罪」のような使われ方をすることがあります。しかし、本来の意味ではありません。
『広辞苑』に依れば、確信犯とは道徳的・宗教的または政治的確信に基づいて行われる犯罪
とあるように、思想上の理由から犯行に至ったものを指します。
確信犯は「正しいと信じて行なった(けど結果的には)犯罪」ということなので、本来とは逆の意味で誤用されているとも言えます。悪いことだと認識した上でのことならば「故意に」「わざと」と言い換えましょう。
「悪いことだと知りながら行なった犯罪」は、確信犯ではなくて、何犯と言えば良いのですか。
コメント by タイガー — 2003-12-15 22:30
「故意に」とか「故意の犯罪」でいいと思います。
コメント by 津田ふみか — 2003-12-16 09:14
ほんと、最近テレビ番組見てると確信犯って言葉をよく聞くけど全部使い方間違ってますよね。友達に正しい意味を教えても嘘言うなってこき下ろされてしまったことがあります。。。
コメント by サルサル — 2004-01-2 17:56
googleで調べると
確信犯とは 「確信犯」て言葉の誤用の代表のひとつらしい。しかし、http://www.itmedia.co.jp/news/0105/14/accs.htmlのような記事を読むと、誤用とも思えない。近いうち国語辞典にも後者のような用法が載るんじゃないかな。……
トラックバック by ホドガヤの理髪師 — 2004-04-7 18:58