オープンソースのグループウェア OpenGroupware.org 開発スタート
CNET Japan の記事によれば、オープンソースのグループウェアを作成するプロジェクト OpenGroupware.org が始まったそうです。なんでもOpenOffice.org の姉妹プロジェクトだとか。MS Exchange の代替を狙っているということです。
独自のウェブ・ユーザーインターフェースを持つほか、Microsoft Outlook、Ximian Evolution、Mozilla Calendar、Apple の iCal クライアントからもアクセスできる、オープンなグループウェア環境構築を目標にしているそうです。これが使い物になったら、すごいことになりそうです。
いままで、オープンソースのグループウェアといえば、Sky Board や、phpGroupWare があります。Sky Board は日本語で問題なく動作しますが、古いものであり、後継の Clala は有償製品です(10ユーザまでつかえる無料版もあるにはありますが)。また、phpGroupWare は qmail が必要になることなど、動作環境が制限されています。日本語化されつつある(完全ではない)るのは嬉しいですが。このように「これだ」という決め手がないのがオープンソースのグループウェアでした。
OpenGroupware.org は、ドイツ Skyrix Software が7年がかりで開発した Skyrix Groupware Server を元に作られているため、すでにある程度の動作はしていますが、インストールが異様なまでに大変なようです。そして残念ながら日本語版はまだありません。興味のある方は、ぜひプロジェクトに参加してみてはいかがでしょうか。
コメントはまだありません
No comments yet.
Sorry, the comment form is closed at this time.