Red Hat Linux 9 で yum を使う

2004-1-23 08:10

yum は Yellow Dog Linux 用に作られた、パッケージ更新ツールです。Yellow dog Updater, Modified がその語源です。Red Hat Linux には、up2date という RedHat 社謹製のパッケージ更新ツールがありますが、これを一段階進めたオープンソースの更新ツールで、様々なソフトウェアのインストールに利用できます。

Red Hat Linux 用に移植された yum は fedora Project で配布されているものが利用できます。まずは yum の RPM をダウンロード・インストールします。また事前に fedora project のパッケージ署名を検証するための公開鍵をインポートしておきます。

  # wget http://www.fedora.us/FEDORA-GPG-KEY
  # rpm --import FEDORA-GPG-KEY

また、yum は Python で書かれているため、Python 本体やlibxml2-python などのライブラリのインストールが必要になることもあります。

  # wget http://download.fedora.us/fedora/redhat/9/i386/yum/stable/RPMS/yum-2.0.3-0.fdr.1.rh90.noarch.rpm
  # rpm -K yum-2.0.3-0.fdr.1.rh90.noarch.rpm
  # rpm -ivh yum-2.0.3-0.fdr.1.rh90.noarch.rpm

以上でインストールは完了です。次に基本的な使い方ですが、まず更新の一覧を取得します。

  # yum check-update

初回のチェックには時間がかかりますが、リポジトリが作成されると次回からは差分だけの更新になるので時間はそれほどかからなくなります。インストールされているパッケージに、更新が必要であれば、次のように表示されます。


Name             Arch   Version               Repo
—————————————————————-
bash             i386   2.05b-20.1            redhat-updates
glibc            i686   2.3.2-27.9.7          redhat-updates
glibc-common     i386   2.3.2-27.9.7          redhat-updates
glibc-devel      i386   2.3.2-27.9.7          redhat-updates
gnupg            i386   1.2.1-9               redhat-updates

一覧に表示されたパッケージをすべて更新する場合には、次のように入力します。

  # yum update

すると、RPM パッケージの取得とインストールが始まります。特定のパッケージのみを更新したい場合は、パッケージ名を続けて指定します。

  # yum update slocate

インストールされている全パッケージを表示するには、次のようにします。

 # yum list installed

yum は多少動作が遅い点が気になるものの、パッケージ更新作業を楽にしてくれます。他にも、apt-get というパッケージ導入・更新ツールがあります。apt-get についてはまた別の機会に書きたいと思います。

6月10日追記

yum で Fedora Legacy の設定(Red Hat 9) という記事も書きましたので、こちらもご覧ください。

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