iostat で I/O の統計を見る
2005-5-25 20:49
Red Hat Linux で I/O の統計を見るには top コマンドの画面を睨んでいても良いのですが、各ディスクの I/O まではわかりません。 iostat というコマンドを使うと各ディスクの I/O 統計値や、CPU 使用率がわかります。iostat コマンドは sysstat パッケージに含まれています。
$ rpm -q sysstat
としてパッケージが無ければインストールします。
# up2date -i sysstat
または
# yum install sysstat
などとしてパッケージをインストールしてください。iostat を実行すると、次のような結果が表示されます。
# iostat Linux 2.4.21-32.EL (filing1) 2005年05月25日 CPU平均: %user %nice %sys %iowait %idle 1.26 0.08 0.39 35.68 62.59 デバイス: tps Blk_read/s Blk_wrtn/s Blk_read Blk_wrtn sda 17.97 94.70 227.62 407338 979130 sda1 0.02 0.05 0.03 232 138 sda2 17.93 94.52 227.59 406578 978992 sda3 0.00 0.04 0.00 168 0
ちなみに一度出力して終わりです。topコマンドのように変化を続けて表示したい場合は、watch コマンドと組み合わせてください。
# watch iostat
また mpstat コマンドは CPU 使用率について詳しく表示するコマンドです。
# mpstat Linux 2.4.21-32.EL (filing1) 2005年05月25日 20時54分51秒 CPU %user %nice %system %iowait %irq %soft %idle int r/s 20時54分51秒 all 1.23 0.08 0.29 34.65 0.08 0.01 63.67 197 .21
マルチプロセッサの場合は mpstat -P ALL とすることで、合算と各 CPU 毎の統計を表示します。
# iostat 30
などとやると30秒おきにアップデートされます。
ちなみに最初の一つ目に出てくる数値はブート時からの統計値なので
あまり役にたたないです。
詳しく見たいひとは
# iostat -xdt 10
とかやってみてください
コメント by kin~chan — 2005-11-29 05:04