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INTERNET Watch のニュース「ソフトバンクBB、恐喝未遂事件容疑者逮捕を受け発表会開催」から。Yahoo!BB の顧客情報流出事件で、データを盗み出した実行犯２人が逮捕されました。それについてソフトバンクが会見したのですが、驚くべき新事実が。

昨日逮捕されたのは森容疑者、富安容疑者の2名。このうち富安容疑者は、ソフトバンクグループであるソフトバンク・パブリッシングの月刊誌「PC JAPAN」でフリーライターとして執筆していた。ソフトバンクグループではこれを受けてPC JAPANを当面の間休刊とする。

『PC JAPAN』という雑誌を買ったことはないのですが、そこそこの発行部数だったのでしょうか。すでに公式サイトにはつながらなくなっています。それよりも Winny を絶賛して勧めていた『ネットランナー』誌を早く休刊というか廃刊にした方が良いと思うのですが……。PC JAPAN は黒い表紙ですが、ネットランナーと違ってアングラ系ではないようですね。よく「ハッカー」という言葉が表紙に出ていたような記憶がありますが。

追記

日経 IT Pro ニュースによると、冨安容疑者は「BEAMZ」というペンネームで，PC JAPAN誌に頻繁に執筆していたのだそうです。私も ITmedia で Security-HowTo という記事を読んだこともあります。悪い内容ではなく、むしろ役立つものだったような記憶があるのですが……、こちらも消されてしまったようですね。グーグルのキャッシュはまだありました。ちなみに ITmedia もソフトバンク系列ですが、今回の件はどう報道するのでしょうか。

ITmedia の過去のコラムを読む限りでは、まともなハッカーと思いきや、『
クラッカー・プログラム大全―禁断のシリアルナンバー解析テクニック』なんて本を出しているクラッカーだったのですね。（別人かも知れませんが。）またまたセキュリティ技術者が白い目で見られることになりそうでいやですね。

さらに、映画「バトル・ロワイアル」でクラッキング指導もしたそうです。観てないですので内容は分かりませんが。