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CNET Japan Blog – 梅田望夫・英語で読むITトレンド：GoogleはインターネットのOSになるか を読んで、今後 Google への依存度がますます高くなることを強く感じました。
梅田さんはタイトルに OSという言葉を使っていますが、 Google を OS と捉えるのは非常に面白い考え方です。

これまでにも Microsoft の Windows OS に挑戦しようとする試みはありました。Netscape は WWW ブラウザを OS への対抗手段として用い、デスクトップを支配しようとしましたが、この野望は InternetExplorer の無料配布や強制バンドルといった攻勢の前に打ち砕かれました。

また、Sun は Java 環境で、OS やブラウザの壁を越えてデスクトップを支配しようとしましたが、MS による C# や .NET などの対抗策、MS 製 VM の互換問題など様々な要因で失敗しました。Java 自体はある程度の成功を収めつつありますが、Sun は苦境に喘いでいます。

もちろん、Macintosh や Linux 勢が Windows の牙城を突き崩そうと狙っていますが、芳しい成果がないのは言うまでもありません。

しかし、Google はひょっとすると Microsoft を脅かす存在に成長するかも知れません。Google デスクバーのような試みは、デスクトップへの進出を予感させます。しかも今回は MS は手を打つのが遅すぎた感があります。Google に対抗するだけの検索エンジンを用意するにはまだまだ時間はかかりそうです。その間にどこまで Google が成長するのか、観察するのが面白そうです。