Microsoft Live Photosynth を体感してみる

2007-6-29 18:34
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Photosynth の ユーザインターフェース

WIRED VISION / MS社、映画『ブレードランナー』的な仮想現実技術を披露 で紹介されていた Photosynth が結構面白そうです。

通常の2Dの写真数百枚をもとに、被写体の3Dモデルを構成するもので、出来上がった画像はあらゆる角度から眺められる。(略)Photosynthは数百枚の静止画像をもとに、被写体(建物など)の大規模な3Dモデルを作成するプログラムだ。 ユーザーは、マウスを使ってこの3Dモデルの内部に入って歩き回ったり、ほぼあらゆる角度から眺めたりできる。また、マウスのスクロールホイールを回すだけで、3Dモデルを構成している個々の画像を呼び出し、非常に細かい部分まで拡大表示できる。

Photosynth の3D空間と写真のマッピング

Preview 版が公開されていますので、試しに体験してみました。IE だけでなく Firefox のプラグインも用意されています。これは新鮮でなかなか面白いです。

3Dモデルとは言っても(体験版は)ポリゴンでできた建物が表示されるわけではなく、点の集合で表現されています。その中を進んでいくと写真のフレームが現われ、クリックするとその写真を見る位置に移動できます。ブラウザ画面はウィンドウを小さめにしないと警告メッセージが表示されてしまいますが、それにしてもとても軽快に動作します。マウスホイールで写真のズームも滑らかにできるほか、上空を旋回して見るようなモードもあります。

Photosynth ですべての写真を見る

複数の様々な人が撮った写真から、このようなものが作れてしまうところがすごいです。これが地図サービスと連携したら結構面白いのではないでしょうか。Google Maps のように実際の街並みをビデオで撮影するのもいいですが、こちらの方がより面白いサービスになると思います。どのようなサービスにつながっていくのか楽しみです。

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