パーソナライズやソーシャルブックマークも採り入れた国会図書館デジタルアーカイブ PROTA が公開
INTERNET Watch の記事や、マイコミジャーナルの記事でも紹介されていますが、国立国会図書館の約800万件のデジタルデータを検索できるポータル「PORTA」がスタートしました。
国立国会図書館が保有するデジタルアーカイブに加え、国や公共の機関、民間、個人のデジタルコンテンツを対象とした一元的な検索とコンテンツやサービスそのものへの案内をワンストップで提供することを目的としたサービス。
検索対象は近代デジタルライブラリーや国会図書館の蔵書目録などに加え、青空文庫なども対象になっているそうです。
ということで、ネット上ではいままで出てこなかった文献の検索などに威力を発揮しそうです。それだけでなくブックマーク機能もあるとのこと。早速ユーザ登録してみましたが、昨日の段階ではアクセスが殺到していたようでアクセスできないこともありました。今日は重いですが、比較的見ることができました。
何がすごいかというと、AJAX を多用したユーザインターフェースとか、ログイン画面のパーソナライズや閲覧データのブックマーク機能、ブックマークへのタグ付け、ブックマークの公開と、
ソーシャルブックマークですよ、これ。
国会図書館というイメージとはかけ離れた面白いサイトです。
検索も題名や索引だけでなく、書籍の全文検索や、連想検索があったり、辞書検索やキーワードランキングの公開などもしています。検索結果にもお薦めを紹介する「資料ピックアップ」が表示されたり、Wikipedia へのリンクが表示されたり、RSS の配信機能があったりと、考えられることをすべて詰め込んだ感じです。
残念なのは検索の精度が悪いことと、非常に重いこと。これが Google レベルとは言わなくても、もう少し快適になればかなり役立つサイトになるのではないかと思います。そのあたりは情報大航海プロジェクトにがんばって欲しいですね(ちょっと違うか)。
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