Clam AntiVirus 0.84 リリース
オープンソースのアンチウィルスソフト Clam AntiVirus (Clamav) 0.84 がリリースされました。
clamav 0.84 の Red Hat Linux 9 用の RPM を作成しましたので、公開します。ちなみに、0.82、0.83 は公開していませんでしたが、パッケージは作ってありましたので、安定版として 0.83 も公開しておきます。
0.81 以降は clamav-milter が clamd から独立して動作するようになっています。いままで通り clamd と連係させて動作させるには、/etc/sysconfig/clamav-milter ファイルで --external オプションを指定すればよいのですが、私の作成した RPM ではうまく動かないようです。具体的には、 external モードではメールが一切受信できなくなってしまいます。internal モード(0.81 以降のデフォルト)で動作させるには、–max-children で値を指定しないといけないので注意してください。
また、Internal モードでは、メールのウィルスを検出しても、今までのように /var/log/clamd ファイルに書き込まなくなってしまいました。ログファイルの指定を変えてみても、ログは出力されません。どうしても必要な場合は Syslog に吐き出すようにすれば、/var/log/messages ファイルにウィルスを検知されたログが書き込まれます。
また、0.83 以前 からバージョンアップする場合は、パッケージのアップグレードをすると、起動に失敗します。 お手数ですが、既存パッケージを一度削除した上で、インストールし直してください。
Clam AntiVirus の RPM
Fedora Legacy とは直接関係ありませんが、オープンソースのアンチウィルスソフト Clam AntiVirus (Clamav) 0.84 がリリースされました。 以前から個人的に Red Hat 9 向けに clamav の RPM を作って公開していまし……
トラックバック by Fedora Legacy Watch — 2005-05-5 01:08