うさぎがかわいい RSS リーダ Rabbit Ticker 1.55リリース
RT::Blog で、RSS ティッカーの Rabbit Ticker の 1.55リリースがアナウンスされました。RSS 情報の書き込まれるファイルが OPML になったり、OPMLのインポート、エクスポートの不具合が解消されているようです。
※ 以前のバージョンとリストファイル(登録RSS管理用)の形式が異なるため、以前のバージョンを削除してからインストールして下さい。スキンファイルは自動的に引き継がれます。RSSの移行はOPMLエクスポート、インポートを使ってください。
ということなので、バージョンアップの際には注意が必要です。
ところで、私はいろいろな RSS リーダを試しましたが、RSS ティッカーが利用しやすいと思っています。あるいは、Mozilla のサイトバーのように見出しの一覧を表示するものです。
RSS で見出しや要約を見て、興味のあるコンテンツには使い慣れたブラウザでアクセスするというのがいいですね。実は Mozilla のサイトバーやツールバーに RSS リーダ、ティッカーを組み込みたくて、サイドバーの実験や、XUL の勉強を始めたのですが、遅々として進んでいません。
さて、Rabbit Ticker の話に戻ると、私が注目しているもう一つの理由があります。猫も杓子も RSS を配信しはじめて、さながら RSS ブームといった感がありますが、実際に RSS で利益を上げている人っているのでしょうか? もちろん RSS を配信することによってサイトへのトラフィックが増加し、間接的に売上が増加したサイトはあるでしょう。しかし、RSS 周辺技術で利益を得るビジネスモデルはまだ確立されていないでしょう。
その点、Rabbit Ticker は無料配布であるにもかかわらず、利益を生んでいます。(儲かっているかどうかは知りませんが。)Rabbit Ticker 自体は無料配布ですが、Find Job、Seesaa Blog、SEGA Direct などに OEM 供給しているのです。もちろん有料の RSS リーダーというものはありますが、よほど使い勝手が良くなければ利用者を集めることは難しいでしょう。その点、Rabbit Ticker シリーズは普及の素地があります。
さらに、うさぎシリーズとして、先日リリースされた「こうさぎ」のほか、読兎、Roblog::読兎(2007年10月現在リンク先消失)などのプロジェクトも魅力的です。RSS の配布から利用まで、さまざまな活用がなされていて飽きさせません。これからの RSS 技術の先導者として、活躍が期待できると思います(これは言い過ぎかも)。
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