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ITmedia の速報「Google、交流ネットワークを検索に統合へ」によると、Google がソーシャルネットワーキング（いわゆる出会い系）サイトの Orkut.com を検索サイトに統合する計画が明らかになりました。Orkut はベータテスト段階で、統合は当面先の話だそうですが、

「コミュニティーの崩壊に対する答えが交流ネットワークだ」と、Yahoo!のダン・ローゼンスウェイグCOO（最高執行責任者）は同カンファレンスで語った。

とあるように、Yahoo! でも人の検索が重要視されているのが分かります。日本でもソーシャルネットワーキングのセミナーが開催されるなど、次第に注目を集めています。ネットエイジの西川氏がゆびとまが、元祖ＳＮサイトとして脚光を浴びる可能性が高いと述べているように、「この指とまれ」が注目を集めていく可能性があります。

ポータルサイトや ISP などが、ウェブログを中心としたコミュニティを次々と作っては、囲い込みに躍起になっています。その次に来るのが、ソーシャルネットワーキングなのでしょうか。楽天のエンジニアの田中良和氏が作ったグリーなども注目かもしれませんね。

私は以前に述べたように、Google がソーシャルネットワーキングに注力するのは、検索エンジンのパーソナライズと関連しているためではないかと考えています。とはいえ単純に「人を検索」するという、検索機能強化の位置づけもありそうですね。どちらにしろ「出会い系」にはあまり興味がないのですが。