ハードディスクの状態を監視
Linux では、ハードディスクの状態を監視するのに、smartctl というコマンドが使えます。S.M.A.R.T に対応したハードディスクが必要です。最近のものはほとんど対応しています。
smartctl は、smartmontools をダウンロードしてインストールすれば利用できます。
Red Hat Linux 9 では kernel-utils パッケージに入っていますので、kernel-utils パッケージをインストールすれば利用できますが、温度を正しく取得できないというバグがありますので、smartmontools の RPM パッケージを入れるのがよいでしょう。
# wget http://keihanna.dl.sourceforge.net/sourceforge/smartmontools/smartmontools-5.26-1.i386.rpm # rpm -ivh smartmontools-5.26-1.i386.rpm
ハードディスクの状態を一覧表示するには、次のようにします。
# smartctl -a /dev/hda
いちいち手動で smartctl コマンドを実行するのは効率が悪いですが、smartd というデーモンを使うと、ハードディスクに問題が発生したときにメールで通知するようにこともできます。smartd の設定は /etc/smartd.conf ファイルで行ないます。デフォルトでは DEVICESCAN という記述がありますが、これをコメントし、モニタするハードディスクの設定を追加します。
#DEVICESCAN /dev/hda -a -m root@localhost /dev/hdc -a -m root@localhost
chkconfig コマンドで自動実行の設定をし、service コマンドで起動します。これでハードディスクに障害が発生するとメールが届くはずです。まだ障害が起きてないので確認できてないですが……。
# chkconfig --level 2345 smartd on # service smartd restart
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