サイト名に名前を入れることの意義

2005-3-26 10:39
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このサイトは『津田ふみかの日記』というつまらない名前です(註:本記事執筆当時)。センスもない。実はこのサイトは、ウェブログが流行りだした 2003 年に、「ウェブログと日記サイトは何が違うのだろうか?」という疑問と共に始めたという経緯があります。そのときにウェブログを、CMS としての側面からみようとしたのが既存サイトをウェブログ化した『言想風景』(註:現在は本サイトに統合)で、日記としての側面から見ようとしたのが当サイトなわけです。

結果的にウェブログは単なる CMS でなく、日記サイトでもないという認識に達しましたが、サイトのタイトルは変更せずに今日に至りました。これは、良いサイト名を思い浮かばなかったから、という単純な理由なのですが、思わぬ副次的効果ももたらしました。

それは、Google で「津田ふみか」を検索すると数千件も引っかかること。(たしかつい最近までは1万件以上ヒットしていたのですが、仕様が変わったのかも) サイト名に名前を入れることにより、名前が売れるのです。これはエントリー量に比例すると思いますが、トラックバックや各種 RSS アグリゲーションサイトに拾われることにより、名前が勝手に増殖していくのです。

ARTIFACT ―人工事実― | サイト名 さん付けの呼び方の普及は個人サイトのメディア化の証」に書かれているように、ウェブログ自体が人格化され、さん付けされるようになりましたが、ウェブログのタイトルに名前が入っていないと、ウェブログのタイトルだけが有名になってしまいます。もっとも「津田ふみかさん」ではなく「津田ふみかの日記さん」と呼ばれてしまっているのですが(笑)

私がもしハンドルではなく本名で日記(あるいはウェブログ)を書いていれば、本名がかなり広まったことになりますね。まあ始めた当時は本名を知られたくないという思いが強かったので、そんな選択はしなかったでしょうが。これから成功者を目指したい人(笑)は、ぜひ自分のウェブログに名前を入れることをお薦めします。

名前を入れると言っても、「○○のブログ」とか「△△の日記」ではやはりセンスが悪いです(お前が言うなって)。例えば『渡辺聡・情報化社会の航海図』というように名前を入れれば良いでしょう。

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