Sony がα700後継機とミラーレス機を発表

2010-2-22 09:36
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PMA 2010 が始まりましたが、ソニーからは噂されていたα700の後継機やミラーレス機が発表になりましたね。

左から500mm/F4 G、24mm/F2 SSM ZA、α700後継機、次期エントリー機

α700 の後継機と、次期エントリー機はともに動画に AVCHD の動画機能に対応。ともにボディ内手ぶれ補正と内蔵フラッシュ有り。センサーには “Exmor APS HD CMOS” が採用されるとのこと。これは他社にも供給されそうです。

α700 後継機は前後ダイヤル、Fnボタン、クイックナビ、AF/MFボタンを継承したうえ、上部に液晶が新たに設けられる模様。詳しいスペックが分かりませんが、EOS 7D や D300S、K-7 クラスになったらおもしろそうですね。

さらに2本の交換レンズも発表。1本は昨年の PMA、PIE でも Super Telephoto Zoom として公開されていた 500mm/F4 G。シルバーボディにシナバーカラーのアクセントという個性のあるデザインです。ソニーが公式スポンサーを務めるワールドカップに間に合わせてきたという感じです。気になる値段は100万近くするのではないでしょうか。

もう1つは長らく「大口径広角単焦点」としてモックアップが用意されていたもので、Distagon T* 24mm F2 ZA SSM として登場します。噂されていたのは 24mm/F1.4 でしたが F2 にとどまっています。その代わり値段も抑えられてくるのではないかと思います。キヤノンやニコンの 24mm/F1.4 は 20万円近くしますからね。まずは描写が気になります。

ミラーレス機のモックアップ。3種類のレンズが登場予定という。

そして噂が先行していたソニーのミラーレス機のシステムがついに登場。残念ながらモックアップレベルですが、マイクロフォーサーズに対抗して参入することが明らかになりました。α700後継機と同様の Exmor APS HD CMOS を搭載し、動画が撮れるというところまでは分かっています。

スペックや機能が全く分かりませんので、手ぶれ補正がボディ側かどうかなども不明です。既存の α レンズはおそらくマウントアダプタを介して接続できるのだと思いますが、SAM、SSM 以外のレンズで AF 出来るのかどうかは不明です。発売が待ち遠しいですね。

さらに今回はサイバーショットやハンディカム、水中ハウジング用アクセサリーなども発表されました。さらに興味深いのは、業務用の写真印刷システムを発表したことです。ソニーはこれまで小型のフォトプリンターしかラインナップしていませんでしたが、これにより電気店などにプリント機を設置していく計画なのでしょう。プリンタ分野にどこまで切り込んでくるのかも注目です。

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