コニカミノルタのα製品サポートがソニーからケンコーに移管
コニカミノルタからの発表、および、ケンコーかの発表によると、コニカミノルタのα製品のサポートはソニーに委託されていましたが、今春よりケンコーに移管されるとのこと。ソニーからも業務受託終了のお知らせが出ています。
これが意味するところがなんなのか、普通に考えれば経費削減のためにソニーからケンコーに移管と考えられます。しかし、ソニーとコニミノではほぼ共通するレンズなどもあることからユーザからしてみればサポートが悪くなることも懸念されます。
たとえば同じ設計のレンズでもソニーに部品があって、ケンコーには無いので修理不能というケース等です。私もミノルタ時代のαボディ、レンズは複数所有していますので結構気になるところです。
日経旧 関西コンシェルジュ|関西特集の記事によると、ソニーはコニカミノルタオプトから堺の工場1棟を借りてレンズを生産しているということです。ソニーはα事業部を今春に大阪から品川に移す決定をしていますが、コニカミノルタとソニーの関係が薄くなると、生産拠点もどうなるかわかりませんね。
また、トキナーが AT-X 116 PRO DX の α マウント版を発売するというニュースがありました。トキナーはケンコーの子会社ですので、あわせて考えるとケンコー側がαマウントに力を入れだしたと考えることもできそうです。
もともとコニカミノルタがカメラ事業から撤退したときに、メーターと双眼鏡はソニーではなくケンコーに譲渡されていますからつながりとしては不自然ではありません。一応ケンコーはカメラボディも販売していますし、またトキナーというレンズメーカーもあるので修理などはできるのでしょうね。
日本では α シリーズの売れ行きは芳しくないようですが、今後はケンコー、トキナーが参入して盛り上がると良いですね。
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