sendmail で Submission ポートを有効にする
2005-7-11 22:14
WAKWAK やぷららがポート 25 をブロックを開始しました。ISP 以外のメールサーバを利用する場合は、SMTP ポート (25) ではなく、Submission ポート (587) を使うようにとアナウンスされています。
以下は Red Hat Linux 9 + sendmail 8.12.8 での設定方法です。sendmail で Submission ポートを有効にするには、/etc/mail/sendmail.mc の次の行のコメント (dnl)を外して有効にします。
DAEMON_OPTIONS(`Port=submission, Name=MSA, M=Ea')
Submission のみにするのではなく、今まで通りのポート 25 と併用したい場合は、SMTP の設定も追加します。
DAEMON_OPTIONS(`Port=smtp, Name=MTA')dnl DAEMON_OPTIONS(`Port=submission, Name=MSA, M=Ea')dnl
sendmail.mc を sendmail.cf に変換します。
# make -C /etc/mail
sendmail を再起動します。
# service sendmail restart
これで sendmail で submission ポートが有効になりました。iptables でファイアウォールを設定している場合には、ポート 587 の tcp を許可する必要があります。
メールクライアントでは、SMTP サーバの設定で、いままでのポート 25 の代わりに 587 を指定すれば OK です。
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