スリッパの法則 – プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方
2005-1-12 23:53
『スリッパの法則 - プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方』という面白いタイトルの本があります。面白いです。昨秋に出版された時に話題となりました。私もそのときに速読で立ち読みしましたが、その後もう一度読みたくなって買ってしまいました。
この本はファンドマネジャーの藤野英人さんが、年間400人の社長に会って、社長とその社長室を観察し続けた体験から書かれています。スリッパの法則とは「社内ではスリッパに履きかえる会社に投資すると、不思議に儲からない」というもの。もちろんすべてに当てはまるものでないというのは、著者も認めているところですが、ある種の傾向はあるようです。
他にも「トイレの汚い会社への投資は必ず損をする」「よい会社はビジョンや経営理念が社員に浸透している」「優秀な経営者の多くはメモ魔である」など、頷いてしまうことも多いです。それもただの標語として載っているのではなく、細かい観察と考察によって書かれているので、他の本と比べても説得力があります。
投資という点で書かれていますが、ベンチャーの経営に興味がある人は非常にも参考になるでしょう。投資の本としてではなく、会社の見方という点でもとても使える本だと思います。
Re: スリッパの法則 – プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方
スリッパの法則 – プロの投資家が教える「伸びる会社・ダメな会社」の見分け方より
誰が投資してくれるんだい?>うさぎ
へー。面白いものばっかだーw
その時に、データ送信しまくり。
こ…
トラックバック by [牛] うしぶろぐ — 2005-01-13 14:09