Windows Server の新版が登場か?
CNET Japan の記事によると、Microsoft が Longhorn 発売前に Windows Serverもアップデートするそうです。まだ「検討していることを認めた」段階だそうですが、先日の Windows XP reloaded とあわせて読むと、興味深いです。
これらの新版リリースが物語っているのは Longhorn (コードネーム)のリリースが遅れるということでしょう。Longhorn の遅れの穴埋めをするために、つなぎとして新しい OS を投入するわけです。2005 年に予定されている Longhorn のリリースが先に伸びれば、MS としては売上が減るわけですから、つなぎとして新商品をリリースしなければならないという事情もあるでしょう。もし Office も「つなぎ」バージョンが登場することになったら、Longhorn のリリース延期は確定でしょう。それも、おそらくは 2007 年以降でしょう。
Longhorn が遅れても、その分、安定した状態でリリースされるのであれば大歓迎です。つなぎとしてリリースされる新版 OS も、安定バージョンであれば、問題ないと思います。現時点で予測できるものとしては、Service Pack の適用や、セキュリティの強化、無償配布となった Services for Unix の組み込みなどでしょう。
しかし、Windows Me の悪夢を経験しているから、みな慎重になるとは思いますが。MS には、Windows Me と同じ失敗を繰り返さないで欲しいと思いますが……。
平成16年5月10日追記
MicrosoftがXP Reloaded計画の変更を認めるという記事が出ています。これによると、XP Reloaded は OS 新バージョンではなく、Windows XP SP2 や、Media Center Edition などの販促キャンペーンとなるそうです。まあ、Windows Me の悪夢再来は避けられたわけですね。
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