Red Hat Linux 9 の静的経路設定
2004-1-19 18:54
Red Hat Linux 9 で静的経路を設定する方法です。デフォルトゲートウェイの設定ではありません。route コマンドで設定する方法は検索するとたくさん見つかりますが、再起動すると消えてしまいます。ここでは、ファイルに設定する方法を書いておきます。
Red Hat Linux 8 以降では、/etc/sysconfig/network-scripts/route-eth0 ファイルに記述します。eth0 の部分はインターフェース名ですので、必要に応じて適宜読み替えて下さい。Red Hat Linux までは、/etc/sysconfig/static-route ファイルに書くことなっていましたが、現在ではこの方法は使えません。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/route-eth0
ネットワーク 192.168.100.0/24 へ 192.168.1.2 というルータを経由する設定をする場合は、次のように設定します。
192.168.100.0/24 via 192.168.1.2
設定ファイルに書く内容はこれだけです。保存してネットワークの設定を再読込ます。
# service network reload
route コマンドで設定が反映されているか確認します。
# route Kernel IP routing table Destination Gateway Genmask Flags Metric Ref Use Iface 192.168.100.0 192.168.1.2 255.255.255.0 UG 0 0 0 eth0 192.168.1.0 * 255.255.255.0 U 0 0 0 eth0 169.254.0.0 * 255.255.0.0 U 0 0 0 eth0 127.0.0.0 * 255.0.0.0 U 0 0 0 lo default 192.168.1.1 0.0.0.0 UG 0 0 0 eth0
コメントはまだありません
No comments yet.
Sorry, the comment form is closed at this time.