時代で変わる略語の定義

2003-2-7 00:29
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DVD とは何の略でしょうか。
Digital Video Disc の略と覚えている方も多いと思いますが、
Digital Versatile Disc の略です。
実は定義が変わったのです。
策定当初は Digital Video Disc と呼ばれていました。
Versatile は「用途の広い 」という意味です。
DVD の用途が、映像目的だけでなく、オーディオ・データの交換や保存など多目的になったためでしょう。

また、URI と URL の項でも取り上げたように、
当初 URI は Universal Resource Identifier の略だと説明されていました。
しかし、URL (Uniform Resource Locator) との整合性を取るためか、
後になって、Uniform Resource Identifier の略と改められました。

他には、オープンソースソフトウェアのライセンスの一つである LGPL (GNU Lesser General Public License) も、
もともとは GNU Library General Public License の略でしたが、
(思想上の問題で)誤解の無いように改められたようです。

このように、略語の定義も時代によって変わります。略語辞典なども最新のものを使わなければなりませんね。

変更される理由の多くは、名称が相応しくなくなったり、誤解を生じないようするためです。
これは何も略語に限りません。
「成人病」が「生活習慣病」と名称変更されたり、
「精神分裂病」が「統合失調症」に名称変更されたのも同じことだと言えるでしょう。

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  • カテゴリー : 言葉・文字

1件のコメント

  1. 再帰定義の密かなブーム

    オープンソース・ソフトウェアライセンスの一つに、GNU というものがあります。 GNU は “GNU is Not Unix” の頭文字をとったものだそうです。 「GNU は UNIX® ではない」という意味ですが、なんか変ですよね。 GNU の定義の中に、GNU という単語が再び出てくるのです…

    トラックバック by 言想風景2003-08-28 15:59

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