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Adnorid のスマートフォンをモデム代わりに利用できるテザリングの機能。Android 2.2 からは標準搭載されるものの、日本のキャリアではどこも無効にされているようです。

これをアプリの機能で実現するものがいくつかありますが、この中でも代表的な PdaNet を IS04 で使ってみました。

なお PC からの通信料金が IS フラットやダブル定額の上限内で収まるのかどうかは現時点では不明です。自己責任でお試しください。また、回線を圧迫しないよう常用を避け、基本的には緊急用途での使用と考えてください。

PdaNet は PC とスマートフォン間の接続にUSB ケーブル接続と、Bluetooth 接続が選べます。USB 接続の場合はクライアントソフトのインストールが必要です。

以下、USB 接続の方法です。長くなるのでBluetooth 接続編 は別に分けました。

Android アプリのインストール

まず Android スマートフォンでアプリをインストールします。これはマーケットで PdaNet で検索すれば OK。

USB接続の場合

続いて PC でも専用のアプリをダウンロードします。(Bluetooth のみを使用する場合はインストール不要)

無料版と有料版がありますが、「Download」を選んで無料版を入手します。（「Buy Now」ではない方。）

インストーラーは英語ですが、難しくありませんので進めていきます。すでに過去にスマートフォンを USB 接続している場合に以下のメッセージが出ることがあります。

“An existing Android USB driver is found on youre computer. ～”　のメッセージが出た場合、すでに USB ドライバインストールされているので「いいえ」を選びます。

途中で次のような画面が出たら、スマートフォンを USB ケーブルで接続します。

“Please perform the following steps to complete USB driver installation.” のメッセージが出たら、USB デバッグを ON にしたスマートフォンを USB 接続します。

USB デバッグを ON にする方法は、「設定」アプリの「アプリケーション」－「開発」－「USBデバッグ」にチェックを入れます。

Windows のハードウェアウィザードでドライバが自動的にインストールされます。タスクトレイに携帯電話のアイコンが表示されますので、メニューから「Connect Internet」を選択します。

これで設定は終了です。

スマートフォンで PdaNet の起動

Android 端末側で「PdaNet」を起動します。

ここで「Enable USB Tether」を選択。

“USB Tether requires PdaNet Desktop client version ～” のメッセージが出た場合は、「No. Already installed」を選択。

テザリングを開始します。

PC からネットにアクセスできることを確認してください。スマートフォンの PdaNet 画面にはバイト数など接続状況が表示されます。

上記は IS04 と Windows7 (64bit) で試したものです。他機種ではうまくいかないかもしれません。長くなりましたので Bluetooth 編は後日掲載します。