BIND のセカンダリDNSでエラー

2004-9-17 22:06
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セカンダリ DNS サーバに使用していたサーバがディスク障害で壊れました。急遽、別の目的でインストールしてあった WhiteBox Enterprise Linux を代替機として設置したのですが、BIND で次のようなエラーが出て焦りました。

  Sep 17 18:22:27 hostname named[4836]: dumping master file: tmp-XXXXXXXX: open:
 permission denied
  Sep 17 18:22:27 hostname named[4836]: transfer of 'example.com/IN' from 192
.168.1.2#53: failed while receiving responses: permission denied
  Sep 17 18:22:27 hostname named[4836]: transfer of 'example.com/IN' from 192
.168.1.2#53: end of transfer
 

結果的には、/var/named/ フォルダの所有者が root になっていたためでした。これを named に書き換えれば良いだけなのですが、なぜ所有者が root になっていたのかは謎です。DNS の転送制限のせいかと思って結構ハマってしまいました。

追記

どうやら Fedora や CEntOS などの Red Hat ベースディストリビューションでは、セカンダリ DNS の slave ファイルは、/var/named (bind-chroot を入れている場合は /var/named/chroot/var/named/ )ではなく、/var/named/slaves/ (bind-chroot を入れている場合は /var/named/chroot/var/named/slaves/ ) に入れるように named.conf で設定すれば問題ないようです。長らくこのことに気づきませんでした。やはり古い本を参考にするのは良くないこともありますね。

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