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切込隊長 俺様キングダムの記事を見ていたら、なんとも興味深い記述が。

一説には、ブログ人というBLOGサイトが小倉優子に1,000万払って（しかも番組がらみ）BLOG持たせたものの、あんま更新されなくてホクホクだという。先月に至っては３回しか記事がない。なんつー前例を作っておるのだ。

小倉優子のウェブログについては、『アイドルのウェブログが続々登場。あらたな集客手法となるか』の中で取り上げました。1000万に見合うだけの集客力があるのかどうかは疑問ですが、有名人はウェブログを書く（契約をする）だけで儲かるのだなあ、と感じました。

「ウェブログをビジネスとしてどう利用するか」みたいな感じで相談を受けることもありますが、こんなに手っ取り早く設ける方法があったとは。まあ、まず有名人にならなくてはいけないのですが。

とはいえ、有名人が契約して書く場合のデメリットもあります。宇多田ヒカルのサイトは、契約している東芝 EMIのサイト内にあります。そのため他のレコード会社に関する話題を書きにくいという理由で移転を検討していた時期もあったとか。契約してウェブログを書く場合は言いたいことが言えない状況になることも多く、そうするとパーソナルメディアツールとしてのウェブログの魅力も損なわれます。

多くのアイドルのサイトが、コメントやトラックバックという機能を制限しているのを見ても、ウェブログとしての真価を発揮していないように思えて、残念で仕方ありません。まあそれらのアイドルが、契約がなければ自分でウェブログを始めたかというと甚だ疑問ですが。