Windows Update アクセス集中でサーバダウン
昨日、Microsoft が IE と Outlook に関するセキュリティパッチを公開しました。これが、NIKKEI NET や asahi.com などでもニュースになりましたが、世界的にニュースとして取り上げられたようです。これはセキュリティへの感心が高まっているということで歓迎すべきですが、世界中で一斉に Windows Update が行なわれたため、一部で更新に支障を来たしたとのことです。
Microsoftは14日(米国時間)、同社が前日にリリースした新しいセキュリティパッチを手に入れようと、数百万にのぼるWindowsユーザーが一気に殺到したため、同社のアップデート用サイトが数時間にわたってダウンしていたことを明らかにした。
私も昨日、何台かの端末で Windows Update を実行しましたが、画面遷移も遅く、ダウンロードにも時間がかかりました。そのうち1台は途中で反応が無くなってしまい、強制終了させる必要がありましたし、Windows NT4.0 の端末では、肝腎の IE のパッチが「ファイルが見つからない」とダウンロードできない有様でした。さらに Software Update Services でも全データのダウンロードに数時間かかりました。
過去のアップデート時には見られなかったほど多くのアクセスが殺到し、1秒あたり50Gバイトを超えるデータがダウンロードされる状態がしばらく続いた。過去にパッチをリリースした際には、Windows Updateサイトへのアクセス数は1時間あたり200万件程度だったが、今回は1時間で300万~400万件のアクセスがあったという。
いつもの倍ですね。現在はサーバも増強されたそうですが、次回は大丈夫でしょうか。
ちなみに今回のパッチ群では合計20箇所もの修正がなされます。一部の脆弱性はすでにウィルスに利用されていますので、一刻も早くパッチを適用しましょう。
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