「さとうきび畑」作者の寺島尚彦さん死去
2004-3-25 14:28
沖縄戦の悲劇を歌った『さとうきび畑』の作詞・作曲をした寺島尚彦さんが23日、亡くなられたそうです。『さとうきび畑』は「ざわわ、ざわわ、ざわわ……」のフレーズで知られ、多くのアーティストに知られています。私は幼い頃に NHK の「みんなのうた」で聴きましたが、歌詞の意味を知って涙していたのを覚えています。
家族の話などによると、「さとうきび畑」を作ったのは67年5月。沖縄戦で戦死した人への思慕を込めたという。 その3年前に初めて訪れた沖縄県南部の戦跡で、案内してくれた人から「あなたの足元に今も遺骨が埋もれている」と聞かされ胸を突かれた。さとうきびが風に触れる音を、1年半かかって「ざわわ」と表現した。(asahi.com)
1969年にこの曲を歌った森山良子が、2001年に再録音して CD を発売したのだそうです。知りませんでした。私もこの機会に買って、もう一度聴き直したいと思います。たしか歌詞が11番くらいまである、長い曲なんですよね。
寺島尚彦さんも逝く:さとうきび畑:森山良子
copyright: 【日本の写真集】デジタル楽しみ村 いかりや長さんの訃報に埋もれているけども、寺島尚彦氏もなくなられた。 寺島さんといえば「さとうきび畑」。…
トラックバック by *mt::MRU — 2004-03-25 16:20
さとうきび畑の人が亡くなる
言想風景さんのエントリ、「さとうきび畑」作者の寺島尚彦さん死去で知ったのですが、さとうきび畑の作詞作曲の方が亡くなったそうです。…
トラックバック by tiki-niki — 2004-03-27 19:50
さとうきび畑を弾く
最近「さとうきび畑」を好んで弾いている。 ざわわ、ざわわ、ざわわ。。。なんて寂しくてきれいな音楽なんだろう。 森山良子さんが歌うシーンが多く見られると思うが、あの美しい声にのった「さとうきび畑」はいっそう美しく、かなしい。 作詞・作曲の寺島尚彦氏は今年な…
トラックバック by Side "B" — 2004-05-8 18:33
私は初めて買ったレコードが森山良子さんのLPでした。以来ずっとあの透き通る歌声にあこがれ続けてきました。さとうきび畑の歌は悲しすぎて最後まで聴くことをためらってしまうのですが、テロ・イラク戦争・アフガニスタン・日本の殺人事件など目をそらしてはいけない現実があまりにも多いこのごろなので改めて聴いてみたいと思います。
コメント by 匿名 — 2004-06-6 18:29
胡弓で演奏されたこの曲を聴いていて、
ひょっとしたら
もっと別な表現もありえるのかな、
と思った。
ざわわ、ざわわ、、
実際に畑にたっていると
もっと優しく口ずさむように
風がほおをなでるように
この歌は歌われてもいい感じがする。
コメント by 宮古 — 2004-06-8 01:24
沖縄「慰霊の日」
6月23日は、沖縄県「慰霊の日」でした。
ちょうど、寺島尚彦さんが天に召されて3ヶ月。
「さとうきび畑」を聞きながら寺島尚彦さんの
優しい言葉、この曲への心を思い出していました。
20年ほど前、寺島尚彦さんから「さとうきび畑」の
合唱指導を直接受けた者の1人より。
コメント by Y・T — 2004-06-24 08:51