イー・アクセスがフュージョンを買収へ
2005-10-28 07:36
NIKKEI NET のニュースから。ADSL 大手のイー・アクセスが、IP電話のフュージョン・コミュニケーションズを買収するとのこと。
買収額は150億円強となる見通し。イー・アクセスは携帯電話事業への参入を計画しており、今回の買収で固定電話を含む総合通信事業者への基盤を整える。
フュージョンは通話料金を安くできるIP(インターネットプロトコル)電話で、国内の草分け的な存在。2005年3月期の売上高は約686億円。東電子会社のパワードコム(東京・港)が約54%を出資する筆頭株主で、日商エレクトロニクス、古河電気工業などが出資している。イー・アクセスは今年度中にフュージョンの全株を取得する見通しだ。
KDDI とパワードコムの合併に際しては、パワードコム子会社のフュージョンや DTI は他社に売却すると報道されていました。イー・アクセスとしてはフュージョンの独自IP網を、携帯電話事業のインフラとして活用できるメリットがありそうです。
追記
イー・アクセスの発表が出ています。
本日(10月28日付)、日本経済新聞におきまして、「フュージョン買収へ」、との報道がありました。 本件については、交渉をしたことは事実ですが、現在は、交渉を打ち切っております。
ということで、日経の誤報だったのでしょうか。東電本体がフュージョンを直接所有する可能性もあるとのこと。
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